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子育て

赤ちゃん研究員になるには?募集している研究機関をまとめてみた

赤ちゃん研究員になるためにはー募集中の研究機関まとめー

赤ちゃん研究員をご存知でしょうか?

まだまだ謎が多い赤ちゃんの発達や心について研究をしている大学では、研究に参加をしてもらえるお子さんを募集しています。

子供の月齢や年齢が募集内容と合えば、大学の研究に我が子が参加することができます。

私の娘も赤ちゃん研究員に参加をしたことがあります!

この記事では、

  • 赤ちゃん研究員になるためには
  • 赤ちゃん研究員を募集している研究機関
  • 赤ちゃん研究員のメリットとデメリット

などについて中心に説明をしています。

赤ちゃん研究員とは

東京大学などの有名な大学をはじめ、全国の大学や研究機関で、研究に参加をしてくれる赤ちゃんをはじめとしたお子さんを募集をしています。

体や心の発達にまだ謎が多い赤ちゃんの研究に参加をしてくれるお子さんのことを「赤ちゃん研究員」と呼ぶことが多いようです。

ボランティアの募集も多いですが、中には謝礼や図書カード、記念品をいただけるところもあります。

対象

新生児〜1歳の赤ちゃんが対象になっていることが多いですが、幼児(2〜5歳)、小学生、中高生まで募集している研究機関もあります。

例えばどんなことをするの

私の娘が参加した赤ちゃん研究員では、5分ほどの動画を見て赤ちゃんの目や表情の筋肉の動きなどの反応のデータを取っていました。

赤ちゃんのおもちゃがあるキッズスペースなどで実験に参加するので、赤ちゃんも親もリラックスした雰囲気で参加できます。

多くの研究機関で募集をしている赤ちゃん研究員では、決して赤ちゃんの負担になるような実験をすることはありません。

赤ちゃん研究員になるためには

赤ちゃん研究員になるためには、各研究機関の赤ちゃん研究員の応募フォームにて、申し込むことが第一歩になります。

  1. 募集をしている研究機関に載っている応募フォームやメール、電話などで連絡
  2. 研究機関から調査依頼の連絡が届く
  3. メールや電話などで、参加日の調整のやりとりをする
  4. 参加当日、大学の研究室に子供と一緒に行く

「場所がわかりにくい場合は大学担当者まで連絡をください、お迎えに行きます」と記載されている大学も多いので、初めて行く場所だとしても安心です。

詳しい参加方法は各大学の募集ページをごらんください。

募集している研究機関(2020年11月現在)

UNIVERCITY

●2020年11月現在、赤ちゃん研究員を募集している研究機関をまとめました。

関東甲信越の研究機関

新潟大学

赤ちゃんや子供が自分の周りの環境や他者、そして自分自身について、どのように認識しているのか、そうした能力が発達していく様子を実験心理学的手法を用いて科学的に調べています。

大学・研究所 新潟大学知覚発達研究グループ
調査対象 ・2ヶ月〜8ヶ月の赤ちゃん
・3歳〜小学生
・中高生
調査時間 30〜50分
謝礼 あり

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

理化学研究所(埼玉県)

子供の言語習得について調査しています。お子様に色々な音を聞いてもらったり絵を見てもらい、どんな音や絵に興味を示すかを観察するもの、脳の活動を測定するものなどがあります。

大学・研究所 理化学研究所 言語発達研究チーム
調査対象 新生児~1才5ヶ月まで[出生体重2500g以上かつ出産週数37週以上でお生まれになったお子様]
※ 上記のお子様以外にも、お声がけさせていただく場合がございます。
調査時間 30分〜1時間
謝礼 1000~(金券または銀行振込)

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

お茶の水女子大学(東京都)

赤ちゃんから大人、あるいは高齢者に至るまでの生涯発達のプロセスを心理学的側面から研究しています。

研究所名 お茶の水女子大学 発達心理学研究室
調査対象 3歳〜5歳
小学校4~6年生の子どもとお母さん
調査時間 3歳〜5歳…40分〜1時間
小学校4~6年生の子どもとお母さん…2時間
謝礼 交通費支給 +謝礼あり

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

首都大学東京

「赤ちゃんが言葉を話せるようになるのは、なぜだろう?」この疑問の答えを見つけるために研究をしています。

研究所名 首都大学東京 言語発達脳科学研究室
調査対象 6ヶ月〜2歳
調査時間 不明
謝礼 おそらくなし(ボランティア)

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東京大学 開一夫研究室

赤ちゃんが発達していく過程で必要不可欠な能力、たとえば感情・コミュニケーション能力・テレビやロボットに対する理解・「自分」と「他人」についての理解がどのように獲得され、発達していくのかを科学的に調査しています。

研究所名 東京大学 開(ひらき)一夫研究室
調査対象 1)0歳〜2歳
2)3歳〜12歳
調査時間 1)30分〜1時間
2)1〜2時間
謝礼 あり

東京大学の開教授が率いる「東京大学 赤ちゃんラボ」では、赤ちゃんについて20年にわたって行った研究をもとにつくられた絵本「もいもい」「うるしー」「モイモイとキーリー」を出版しています。

▼赤ちゃん研究員の詳細ついてはこちら▼

 

東京大学 針生研究室

ことばを話し始める前後のあかちゃんの発達について研究をしています。

研究所名 東京大学 針生(はりゅう)研究室
調査対象 10〜12ヶ月、18〜20ヶ月の赤ちゃん
調査時間 30分
謝礼 図書カード+記念品

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

東京大学 発達脳科学研究室

眠っている赤ちゃんの脳の自発活動を、近赤外分後方(NIRS)や脳波を用いて調べています。

研究所名 東京大学 発達脳科学研究室
調査対象 新生児〜3ヶ月の赤ちゃん
調査時間 不明
謝礼 不明

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

中央大学 心理学研究室山口真美研究室(東京都)

赤ちゃんの様々な能力(立体視力、形を見る視力、眼球運動など)の発達について研究をしています。

研究所名 中央大学 山口真美研究室
調査対象 生後3~8ヶ月の赤ちゃん
調査時間 30分
謝礼 不明。検査結果を郵送

中央大学 山口真美研究所からは、赤ちゃん研究から生まれた本「かおかおばあ」を出版しています。

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

慶應義塾大学 赤ちゃんラボ(東京都)

赤ちゃんラボでは、赤ちゃんの心の発達を様々な調査を通して研究しています。

研究所名 慶應義塾大学 赤ちゃんラボ
調査対象 3ヶ月〜10ヶ月程度の赤ちゃん
調査時間 1時間〜1時間半
2回目以降は1時間以内
謝礼 あり

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

玉川大学 赤ちゃんラボ(東京都)

赤ちゃんが異なる図形を見たとき、どのように脳が反応するの?などについて調査をしています。

研究所名 玉川大学 赤ちゃんラボ
調査対象 0〜30ヶ月の赤ちゃんとその保護者
調査時間 不明
謝礼 交通費+赤ちゃんラボのオリジナルグッズ

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

中部地方の研究機関

名古屋市立大学 人間文化研究科

赤ちゃんの個性、例えば身体的な活動性、物事に注意を向ける能力、見慣れないものへの恐れの程度などがどのように発達していくかを科学的に調べています。

研究所名 名古屋市立大学 中川研究所
募集対象 0ヶ月〜2ヶ月までの赤ちゃん
調査時間 30〜40分
謝礼 1500円分の図書カード

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

関西地方の研究機関

京都大学 心理学研究室

赤ちゃんの心の発達に関する調査をしています。

研究所名 京都大学 心理学研究室
調査対象 0歳〜3歳
調査時間 30分~1時間ほど
謝礼 不明

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

京都先端科学大学人文学部心理学科 池田研究室

赤ちゃん研究員ではなく、3~6歳の子ども研究員を募集しています。
3~6歳のお子様を対象に、気持ちを読み取る過程の発達について調査をしています。

研究所名 京都先端科学大学人文学部心理学科 池田研究室
調査対象 3~6歳
調査時間 10~15分程度
謝礼 図書カードと粗品

▼子ども研究員の詳細についてはこちら▼

 

同志社大学 赤ちゃん研究センター(京都)

来館調査と自宅調査により、発達のプロセスやメカニズムについて様々な研究を行っています。

研究所名 同志社大学 赤ちゃん研究センター
調査対象 来館調査:
生後7〜9ヶ月
自宅調査:
生後2ヶ月〜満6歳
調査時間 30分〜1時間
謝礼 来館調査:あり
自宅調査:なし。アドバイスの返送をもって謝礼とする

同志社大学の赤ちゃん研究センターでの研究を元に、成長とともに変化をする赤ちゃんのしぐさの秘密を解説した本、「赤ちゃんのしぐさ」を出版しています。

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

九州地方の研究機関

長崎大学 第ニ生理学講座

赤ちゃんのコミュニケーション能力の発達の研究をしています。

研究所名 長崎大学 第ニ生理学講座
調査対象 1〜12ヶ月
調査時間 不明
謝礼 不明

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

 

九州大学人間環境学研究院ならびに教育学部・発達心理学講座

「まわりの人の表情をいつごろから理解でき、コミュニケーションの手がかりとして利用できるようになるのか」など赤ちゃんの発達に関する調査を行っています。

研究所名 九州大学人間環境学研究院ならびに教育学部・発達心理学講座
調査対象 0〜9歳のお子さんとその保護者
調査時間 約40分
謝礼 交通費込みで一律2000円

▼赤ちゃん研究員の詳細についてはこちら▼

赤ちゃん研究員のメリットとデメリット

蝶々と赤ちゃん

赤ちゃん研究員に参加することで考えられるメリットとデメリットをあげてみました。

メリット

  • 社会貢献に協力できる
  • 子供との思い出になる
  • 謝礼が出ることもある
  • 大学の雰囲気を感じることで親の気分転換になる

毎日赤ちゃんと2人きりの生活をしていると気分が沈むこともありますよね。

赤ちゃん研究員に参加をすると、大学の先生という普段の生活では出会わない人と出会うチャンスがあります。

デメリット

  • 交通費が支給されないことが多い
  • 大学のスケジュールに合わせるため参加日は平日が多め(土日に都合を合わせてくれることもある)
  • 子供の動画や写真が記録として大学に残る

子供の写真などが第三者に保存され続けることに耐えられない人には、赤ちゃん研究員に登録するメリットは少ないです。

私が思う最大のメリットは子供との思い出作りになること

赤ちゃん研究員に参加をするメリットは、子供との思い出作りになることです。

普段入ることができない大学の研究室に、子供と入るドキドキ感。

日常では体感できない感覚がありました。

娘の実験データが、大学の研究に役立つと思うとワクワク

興味があれば、赤ちゃん研究員に一度参加をしてみてはいかがでしょうか?

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