私は独学で2019年5末にFP2級を受け、無事合格しました。
2018年8月〜2019年10月(予定)まで育休中だったこともあり、講座などには通わずにテキストのみで自宅で勉強しました。
この記事では、FP2級に一発で合格するために私が工夫した勉強方法についてお話しします。
育休中にFP3級と2級を取得するためのスケジュールと取得した経緯について記事はこちらになります。
(育休中にFP3級、FP2級と続けて受ける予定の方はご覧ください)
2018年1月末に受けたFP3級の試験に無事合格できたので、
このままFP3級の知識が残っているうちにFP2級を受けよっかな〜
とぼんやり思っていました。
FP3級受験についての記事はこちら
FP3級は合格率が80%と高め=勉強すれば誰でも取得できることもあり、FP3級は履歴書に書いてもほとんど無意味では?
と感じたで、私はFP2級まで取得することを決めました。
以下にFP試験の合格するまでに使用したテキストや、育児中で時間がない中で工夫をしたことを紹介していきます。
目次
FP2級の資格を取得するまで
FP2級取得に使用した問題集とテキスト
FP3級の受験の時にも使用したユーキャンのこれだけ!シリーズの、FP2級バージョンのテキストと問題集を使用しました。
メリット
3級のテキストと同様、
・テーマごとに分かれているので「今日はここまで」と計画がしやすい。
・1番売れてるらしい問題集よりもテキストの厚さが薄い
2級は42テーマに分かれているので、1日1テーマずつ勉強すれば約1ヶ月半で全範囲を一通り目を通すことができます。
デメリット
こちらも3級のテキストと同様、これだけ!問題集の最後に載っているオリジナル予想模擬試験の問題は解かなくてもよかったかも。
時間がなければオリジナル予想模擬試験の問題は解かなくても大丈夫です。
過去問から類似問題が出題されることが多いので、問題集の会社が作った予想問題を解くよりも過去問を解いた方が効率的です。
過去問は日本ファイナンシャルプランナー協会のHPに載っている過去3年分の過去問を全て解きました。
育休中の勉強時間の確保
3級の試験のときと同様、母乳だけでなくミルクも哺乳瓶で飲めるようにしておきました。
↓突然ミルクを飲まなくなったときに試した対処法はこちら。
(普段ミルク嫌いにならないようにするためのコツも書いてます)
基本、2歳の上の息子が保育園に行っている間(朝9時~夕方4時半まで)と寝かしつけ後(夜9時~0時)に勉強。
日中は家事もあるし、夜は大概子供と寝落ちするので、1日あたり2時間勉強時間を確保できたらいいほうでした。
勉強時間を増やすために活用したこと
私が受けたFP2級の試験は2019年5月末であることを前提に読み進めてください。
2018年10月に2人目の娘を出産
↓
2019年1月末にFP3級受験
↓
2019年2月以降は、首が座った娘を私がおんぶして、保育園まで往復約20分かけて上の3歳になる息子を電動自転車で送迎していました。(保育園の送迎にかかる時間は保育園での準備も合わせて合計約1時間弱)
2018年10月産後〜2019年1月まで、保育園の送迎は祖母とファミサポにお願いしていました。
2019年2月以降は私が保育園送迎をしていたので、3級のときと違って勉強をする自由時間が減少。
そのため、家事を効率化、時短しました。
- 基本朝家事(掃除洗濯)は10時までとして、10時を過ぎた時点で家事は中断。
- 洗濯物→基本毎日ですが、晴れていても外干しをやめて部屋干し。(夕方に外から洗濯物を取り込む時間をなくす)10時までに終わらなさそうならば、タオル類は乾燥機で乾燥し、残りを部屋干しします。(洗濯物を干す時間を短縮)
- 料理→基本お昼ゴハンは調理しない。お昼ご飯は自分1人分だけなので、前日の晩御飯の残りをレンチンするか、食べない笑 夕ご飯はレシピを見なくても作れる定番のものを中心に作る。基本1汁2菜以下。
- 食器洗い→大物以外手洗いではやらない。基本1日2回食洗機を使います。(朝と昼の食器で1回目、夜に2回目)
- 掃除→毎日しない。気になったところのみコードレス掃除機で吸うのみ。
- 試験直前→週末は夫を活用。夫に子供2人を連れて1、2時間散歩に行ってもらう。
- 娘の離乳食→娘6ヶ月ごろからスタート、市販のレトルト中心。はじめは少しずつしか食べないのでほとんど手作りしませんでした。
FP2級は問題文が長くなり、過去問を解く時間もFP3級よりも多く必要なので、勉強時間を確保することにかなり苦労しました!
便利家電、夫、利用できるものは全て利用して勉強時間を確保しましょう!
育休開始からFP2級試験直前までの私の勉強スケジュール
私が受けたFP2級の試験は2019年5月末であることを前提に読み進めてください。
※2019年2月は、FP3級の試験直後ということもあり、中休みとして勉強はしませんでした。
2019年3月〜4月中旬までテキストと問題集を1往復(問題集の予想問題はやりませんでした)
テキストの確認問題と問題集で間違えたところを中心にテキストの本文にマーカーで線を引く
↓
2019年4月中旬〜5月末の試験3日前までに、約1ヶ月で過去問を3年分(学科実技合わせて14回分)を解く。
過去問を解いてるうちに、
・学科→7割越え(8割は超えときたかったのが正直なきもち)
・実技→8割越えまで取れるようになりました。
FP3級の試験勉強と同じように、過去問で間違えたところを中心にテキストの本文にマーカーで線を引く
何回も間違えるところは目立つペンで線を引き目立たせる
↓
試験2日前〜試験直前まで、過去問で間違えたとことろや苦手分野は何回も復習
- 過去問(3年分、学科実技を合わせて14回分)を最大限まで活用する!
- 過去問で間違えたところを中心にテキストの本文にマーカーで線を引く
- 何回も間違えるところは目立つペンで線を引き目立たせる
- 試験直前まで苦手分野は何回も復習
- どうしても理解できないところは解説サイトをみる
↓日本FP協会が公開している過去問はこちら
結果
FP2級→学科6割(ギリギリ)、実技8割で合格
学科のリスク管理と金融資産運用が壊滅的笑
学科がギリギリすぎて合格通知が来るまでソワソワしっぱなしでした^^;
これからFP2級を取得しようと思っている方へ
私のスケジュールでは結構カツカツだったので、(特にFP2級は時間がなかった!)改善するならば
- テキスト読み込みは1回でOK!(読み込みとはただ読むだけではなくて内容を理解すること)
- テキストを読んでも理解できないところは面倒でも解説サイトを読んで調べる。
- テキストに載ってる確認問題は1回解いて、間違えたところをマーカーで引くだけでOK!
- 一番大事なのは過去問!過去3年分(学科と実技を合わせて全7×2回分)を最低一通りはやること。
- 過去問の間違えたところは必ずテキストを見返してマーカーでチェック。
- 過去問で間違えたところを中心に何回もやり直す!私は最終的に3周しました。
- 問題集についてくる予想問題はあくまで予想なのでやらなくてOK!(過去問からの方が同じ傾向の問題が出題される可能性が高い)
勉強開始から本番までのおススメスケジュール
FP3級で学んだ知識が残っているうちに、FP2級の試験を受けましょう。
1ヶ月でテキスト読み込み、1ヶ月半以上で余裕を持って過去問を解いて、過去問を重点的に勉強した方が良いです。
過去問を解かないと、出題傾向がわかりません
(特に実技は初見だときつい)
テキストの他に参考にした解説サイト
- お金の寺子屋さん
→解説がわかりやすくかつシンプルに書かれているので、解説を読む時間を短縮できるのでおススメです。
また、試験終了後の解答速報もツイッター上で最も早く公開されてたように思います。
- 覆面ファイナンシャルプランナーさん
→今までの過去問から良問を選び、一つ一つとても詳しく、かつ分かりやすく解説してくれています。
苦手分野のところを中心に活用していました!
FP2級の資格を取ってよかったこと
- 履歴書に堂々と『2級ファイナンシャル・プランニング技能士』と書ける!!
- ニュースの税金や年金、景気動向の話がわかる(単語がわからずちんぷんかんぷんということにならない)
- 証券会社や銀行の営業パンフに書かれていることが理解できる
- 銀行員の話していることが理解できる
→損をする投資話を持ってくる証券会社や銀行員にだまされないようになる!
- 投資に興味が湧く→楽天証券を開設し運用を開始しました。
など、今後も生活に直結する資格ならではの効果が期待できそうです。
育休中に何か資格を、と思われている方、ファイナンシャルプランナーに挑戦されてみてはいかがでしょうか。
参考になれば幸いです。では
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