離乳食が進むにつれて、バンボも歩行器からも抜け出すようになると、子供用イスを検討し始めるようになります。
私も夫も姿勢が悪いのが悩みでした。
そのため、自分の子供には、
- 姿勢が良くなるようなイスがいいな。
- できれば長く使ってほしいな。
と思いました。
数ある子供用イスの中で、我が家は
ストッケのトリップトラップか、豊橋木工のアップライトチェアのどちらにするか悩みました。
どちらも子供の姿勢を考えて作られたイスだったからです。
夫婦で検討を重ね、子供にも体験させた結果、
アップライトチェアに決めました!
2016年生まれの息子が約一歳半のときからアップライトチェアを使い始め、約2年がたちました。
2018年には下の娘も生まれ、娘ちゃん用に2台目も注文済みです。
アップライトチェアは口コミが少ないので、2年使い続けた感想が誰かのお役に立てればいいなと思います。
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アップライトチェアを約2年使用したレビュー(感想)についてはこちら
目次
アップライトチェアとの出会い
私の周りでは、子供イスといえばみんなストッケのトリップトラップを購入していました。
確かに可愛いし、おしゃれ❤️と思い、近所のアカチャンホンポでトリップトラップに、当時1歳の息子を座らせてみました。
が、座面が滑り、なんとなく座りにくそうに見えました。
「他にいい子供イスがないかな」と思い、
ふとインスタで調べると、姿勢を守るイスとしてアップライトチェアが紹介されていました!
早速アップライトチェア取扱い店舗に向かい、で実際に座ってもらいました。
↑実際店舗で座ってもらった写真。
当時息子は1歳2ヶ月でした。
特に嫌がる様子もなく、クッションがついていて、トリップトラップよりも座りやすそう!と直感的に思い、購入しました。
一応購入する前に、トリップトラップとアップライトチェアのメリットとデメリットを考慮しました!
ストッケトリップトラップのメリットデメリット
メリット
- とにかくおしゃれ
- アップライトチェアよりも比較的安い(アップライトは全部揃えると5万超え)
- カラー展開が豊富
- 重いから倒れない(アップライトチェアも同じ)
デメリット
- 座面が硬い、すべる(クッション必須)
- 調整に工具が必要(思い立ったときにめんどくさくて調整できない)
- 抜け出す
トリップトラップには、このクッションが必須のようです。
ただAmazonのレビューをみるかぎり、「薄い」「価格に見合わない」などあまり機能面はよくなさそうです…
アップライトチェアのメリットデメリット
↑アップライトチェアの販売をしている豊橋木工株式会社のHP豊橋木工株式会社のHPから写真をお借りしました。
メリット
- クッションがあり、座り心地が良い
- 外国製のトリップトラップよりも座りやすい構造を目指して日本で開発(店員さんが実際に回答されてました)
- 座面の位置を変えるとき工具がいらないので、思い立ったときにすぐに調整ができる
- 調節すれば大人も座ることが可能(トリップトラップも同じ)
- 無料修理保証期間は18年(トリップトラップは7年間の延長保証が可能)
デメリット
- トリップトラップより正直おしゃれじゃない
- Amazonや楽天などのネットで買えない
- お値段が高い(本体42,000円+ベビーシート10,000円+座面カバー4,000円)
- 注文から納品まで時間がかかる(毎月の受注個数を決めているため3ヶ月以上待ちは覚悟)
- つぎめのすきまにほこりやたべかすがつまる(トリップトラップも同じ)
- 果たして18歳まで座ってくれるのか?という不安がある。
こうざっと挙げてみても、
アップライトチェアの大きなデメリットは購入ルートと価格面だけで、
HPを見ても、姿勢を守るためにはどうしたらいいのか、日々工夫、開発を続けており、商品に対する熱意を感じられました。
豊橋木工株式会社のHPには、姿勢とアップライトチェアの関係について詳しく書かれています。
アップライトチェアを約2年使用したレビュー(感想)
本体の色はダークブラウン、座面カバーの色はライトブルー(布地)です。
(あとで書いていますが、座面カバーは布地はおすすめしません!)
アップライトチェア購入直後
息子1歳4ヶ月ごろの様子です。
朝ごはんのパンをなぜかオム1(オムツ一枚)で食べている写真ですみません。
探したけどこれしかなかった笑
腰あたりにベビーガードをしています。
息子の場合は2歳ごろまで抜け出す様子はありませんでした。
当時は2017年7月に注文して、納品されたのが2ヶ月後の9月でした笑
製品の質を落とさないように、毎月製造できる量が決められているためだそうです。
アップライトチェア購入2年後
次に、上の写真から約2年後の息子の様子です。3歳になりました!
最初に使っていた腰のベビーガードは、2歳ごろには嫌がったので外しました。
ベビーガードは無くとも嫌がらずに座っています。
左は背もたれにもたれた状態、右は背もたれから少し前かがみの状態です。
日々アップライトの背もたれで矯正されたおかげか、背筋がピンと保たれています。
- ぐだぁっとした姿勢で座っているときの対処法→お尻を背もたれにくっつくくらいのところにおき、お腹と机の間に隙間が空きすぎないようにイスをテーブル側に引いてあげたりすればすぐに元の姿勢に戻ります。
クッションのカバーは合皮がおすすめ
アップライトチェアの座面部分のクッションカバーは、布地タイプか合成皮革タイプになります。
離乳食期から使用するなら断然合皮タイプをすすめます!!
布地タイプは味噌汁など知るものや食べこぼしを落とされて悲惨なことになります。
↑今回はカレーを落とされました…
布地タイプにすると、汚れたら洗濯しないと落ちないことが多く、最悪カバーを通り越してクッション本体まで染み込んだりします。
その点、合皮タイプだと汚れてもさっと拭き取るだけでいいので、子供に味噌汁などをぶちまけられてもイライラしなくなります^^
調整は工具いらずで楽チン
背が伸びてきたらだんだん座面の高さが合わなくなるので、直接ネジを回して調節します。
ドライバーなど工具がいらないので、思い立ったときにすぐに調節できるのが助かります!
子供がいるところでは、おもちゃにされてしまうのでドライバーなどいじれませんもの。
実際店舗に行って体験してみることが大事
娘ちゃんに2台目を購入しようと、取扱店舗の1つである、大阪のマルキン家具へ行きました。
たまたま、その日はアップライトチェアの展示会をしており、製造元である豊橋木工株式会社の社員さんがいたので、いろいろ質問できました!
左)社員さんによる調節の末、娘ちゃんにアップライトチェアを体験させてもらいました。
右)ついでにお兄ちゃんにも座ってもらい、今の体型にベストな座面の位置を教えてもらいました。
ちなみに今回購入した娘ちゃん用のアップライトチェアは3ヶ月待ちとのことで、また気長に待とうと思います…
アップライトチェアは大人も座ることができるので、子供だけでなくぜひお父さんお母さんも実際に座って体験してみてください。
我が家は夫が実際に座ってみて、自分の猫背が矯正されることに素直に驚いていました。
- ↓マルキン家具では送料がかかりますが、アップライトチェアの通販もされているようです!
- 大阪のマルキン家具さんではアップライトチェアの他に、マルキン家具オリジナルのキッズチェアも販売しています!こちらも可愛い❤️
追記)1歳娘用のアップライトチェア が届いたよ
注文から3ヶ月後に届きました!
遅…っ!!!!
注文をしたときは8ヶ月だった娘ちゃんも1歳になってました笑
足元のクッションカバーはピンクの合皮タイプにしましたよ!
汚れたらさっと拭けばいいので思いっきりミルクをこぼされても笑顔でいられます♪♪(超重要)
ベビーガードは上の息子が2歳頃まで使っていたものを、今回娘にも使い回しました。
ベビーガードがあることで安定感があるので、ずり落ちる心配もなく安心して見守れます^^
下の子で気づいたアップライトチェアのデメリット→抜け出す
上の子はベビーガードをしていたら抜け出すことはあまりありませんでしたが、下の娘はほぼ毎回抜け出して困りました!
抜け出し防止にタオルを使いました。
抜け出し防止にお腹部分でフェイスタオルを巻いて固定しました。
苦しくない程度にアップライトチェアの後ろでタオルを結んでいます。
このように、タオルを巻くことで抜け出しにくくなりました。
タオルを巻けば絶対に抜け出さないということはないので、アップライトチェアに座っている間は目を離さないようにしましょう!
抜け出し防止用グッズの使用が安全
タオルで抜け出しを防止するのも1つの方法ですが、キツく結ばないと途中で解けたりするのでなかなか安心できません。
ベビーチェアや、外出先の大人の椅子に取り付けて子供が落ちないようにする安全ベルトがあるので、こちらを毎回取り付ける方が安心です^^
↓外出用にも使えるので一本持っていたら便利です。日本製だし。
毎日座るものだから後悔しないものを選びたい
アップライトチェアによおおく似た子供イスに、すくすくチェアすくすくチェアというものもあります。
こちらを購入して、中学生くらいになった本人の好みに合わせて別のものに買い換える、という方法もありますね。
しかし、
アップライトチェアはとにかく高価であることがネックですが、それほど「姿勢を守る」ことに視点を置いた職人さんの知恵とこだわりが集約されていると思われます。
朝ごはん、お昼ごはん、晩ご飯の1日3回に加え、将来学習机に使うイスにも使う、というならアップライトチェアを選んでも損はしないのでしょうか。